150ヶ国、250万人以上のユーザー数を誇る知育アプリ「Think!Think!(シンクシンク)」。
このアプリはワンダーボックスを運営するワンダーファイ株式会社(旧 ワンダーラボ株式会社)が開発・運営しています。
iOS、Android、Amazonのアプリストアでアプリ単体としてダウンロードすることもできますが、ワンダーボックスのアプリ教材の中にも「シンクシンクプラス」として提供されています。
シンクシンクアプリは無料でもプレイ可能なので、国内でも利用している方は多いはず。
そしてワンダーボックスを検討されている方は、ワンダーボックスのアプリ教材「シンクシンクプラス」と、アプリ単体として提供されている「シンクシンク」の違いについて疑問に感じている方も多いと思います。
そこでこの記事では、ワンダーボックスのシンクシンクプラスとアプリ版シンクシンクの違いや、それぞれの利用方法について解説していきます。
シンクシンクはどんな知育アプリ?
シンクシンクは、パズルや平面・立体図形、迷路など多彩な問題をチャレンジすることで、子供の思考力が伸ばせる知育アプリです。
過去に日本e-Learning大賞の「EdTech特別部門賞」やEdTechスタートアップコンペ「GESA」の日本予選で最優秀賞、第13回キッズデザイン賞を受賞するな実績ある知育アプリとなっています。
「思考力」とは具体的に
- 平面認識
- 空間認識
- 論理
- 数的処理
- 試行錯誤
の各分野を優先的に取り組める学習内容となっています。
算数や国語、英語などの学習をするアプリというよりは、自頭を鍛えるアプリとして活用すると良いでしょう。
実際、シンクシンクの公式サイトには、算数・IQにも大きな効果が確認されたと紹介されています。
JICA・慶應義塾大学と共同で行った実証実験では、シンクシンクに3ヶ月取り組んだ児童は、そうでない児童に比べて、算数・IQの偏差値が大きく伸びたことが確認されています。
筆者の子供にも遊ばせていましたが、何より楽しみながら学べる点が素晴らしく、失敗した場合でも「どうすれば成功できるか」を自然と考えられるデザインとなっています。
公式サイト:シンクシンク
シンクシンクの料金
シンクシンクは無料でダウンロードして利用することもできますが、多彩な問題にチャレンジするには月額コースに登録する必要があります。
コースは「スタンダードコース」「プレミアムコース」の2種類あり、選ぶコースによってプレイできる問題数や内容が異なります。
コース | 問題種類 | プレイ回数 | 月額料金 |
---|---|---|---|
スタンダードコース | 100種類以上 | 3回/日もしくは21回/週 | 450円 |
プレミアムコース | 100種類以上 + 高度な思考力問題 |
3回/日もしくは21回/週 | 980円 |
上記の有料コースのほか、1日1回プレイできる無料コースも用意されています。
問題数はかなり少ないですが、基本、無料から始めることもできるので、「ちょっと試してみたい」という方でも気軽に体験できる点は魅力です。
アプリのダウンロードとプレイするまでの手順
無料でも利用できるシンクシンクは、無料でアプリをダウンロードできるので、気軽に試すことができます。
iOS端末はApp Storeから、Android端末はGoogle Play、AmazonのFireタブレットはamazon appstoreからダウンロードできます。(画像はApp Store)
インストールできたら、アプリを開きます。
アプリ起動後、「あたらしくはじめる」を選択して進むと問題が出せるので、クリアしましょう。
クリアすると名前を入力する画面が表示されるので、名前を入力して「けってい」を選択後、一緒に研究する相棒を選択してください。
シンクシンクの説明や案内があり、その後に問題にチャレンジできるようになります。
通常、無料コースなので課金は発生しませんが、様々な問題をプレイしたい方は有料コースに登録することもできます。
コースの変更は保護者メニューの「コースの変更」から有料コースへ登録することができます。
シンクシンクの有料コースは、月額450円の「スタンダードコース」と、月額980円の「プレミアムコース」の2つから選べます。
ワンダーボックスのアプリ教材に入っているシンクシンクプラスとは?
シンクシンクプラスはワンダーボックスに収録されているアプリで、シンクシンクに収録されている問題のほか、ワンダーボックスオリジナルの問題に挑戦できます。
シンクシンクプラスでは、パズルや迷路などの問題をクリアしていくことで、思考力、論理性、空間認識力などが身につきます。
ワンダーボックスは4歳~10歳まで対象の教材なので、シンクシンクプラスも4歳からプレイ可能。
また、シンクシンクプラスも、シンクシンクと同様に1日3問までチャレンジできます。
シンクシンクプラスの料金はワンダーボックスの料金に含まれているので、プレイするための料金は無料です。
シンクシンクプラスの問題(一部)
- パーフェクトキューブ
- かたづけブロック
- モアイめいろ
- ぱったんペーパー
- じゃじゃうまめいろ
- マークつなぎ
- かさなりブロック
問題は更新されていくので、新しい問題が公開された場合は、随時更新していきたいと思います。
シンクシンクプラスの利用方法
シンクシンクプラスをプレイするには、ワンダーボックスのお申し込みが必要になります。
ワンダーボックスは、シンクシンク以外にも多彩なアプリがプレイできるほか、毎月ワークシートやトイ教材を使って学習することもできます。
ワンダーボックスの料金は月額3,700円~。
アプリのプレイにはシンクシンクと同様に、タブレットやスマートフォンが利用できます。
ワンダーボックスの値段やその他費用については下記ページで詳しくご紹介しているので、ご参考ください。
ワンダーボックスの価格と端末の値段などトータルで必要な費用とは?
ワンダーボックスの申し込みは公式サイトからいつでも手続き可能です。
- 申し込み手続きの開始と契約者情報の登録
- 申し込むワンダーボックスのプランを選択
- クレジットカード情報の登録
- 利用開始月の選択
上記の手順で申し込み完了となります。
タイミングによってはキャンペーンなどでお得に始めることができるので、気になる方は公式サイトをチェックしてみてくださいね。
ワンダーボックスを申し込んでみた!初回キット教材の注文方法を解説
「シンクシンクプラス」と「シンクシンク」の違い
「シンクシンク」とワンダーボックスの「シンクシンクプラス」の下記の違いがあります。
- シンクシンクプラスは厳選された問題を収録
- ワンダーボックスのみ提供されている問題がある
- 価格
シンクシンクプラスは、シンクシンクにオリジナル問題が加わったアプリという認識で問題ないと思います。
ただ、シンクシンクプラスが収録されているワンダーボックスは、シンクシンクプラスだけでなく、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術・リベラルアーツ(Arts)、数学(Mathematics)の5つの領域から学べるアプリなので、多彩な問題がプレイできます。
「シンクシンクプラス」と「シンクシンク」を比較するよりも、「ワンダーボックス」と「シンクシンク」の違いや得られる効果などを見ていくと良いでしょう。
シンクシンクプラスは厳選された問題を収録
シンクシンクプラスは、シンクシンクに収録されている問題の中から厳選した幅広い分野の問題がプレイできます。
基本はシンクシンクの問題と変わりませんが、良問を効率的に学べる点はメリットがありそうです。
ワンダーボックスのみ提供されている問題がある
シンクシンクの問題に加えて、ワンダーボックスのシンクシンクプラスのオリジナル問題が出題されるので、シンクシンクではプレイできない問題にもチャレンジすることができます。
価格
シンクシンクプラスはアプリ単体での提供ではなく、ワンダーボックスの教材の一つなので、当然ながら利用料金もシンクシンクとは大きく異なります。
シンクシンクはスタンダードコースなら月額450円から利用できますが、ワンダーボックスは月額3,700円からとなります。
ワンダーボックスの場合は気軽に利用できる価格帯ではなくなるので、その分色々な検討が必要になると思います。
ワンダーボックスはシンクシンクだけじゃない!多彩なアプリとキットで学べるSTEAM教材
シンクシンクとシンクシンクプラスは、そこまで大きな違いがないため、「ワンダーボックスとシンクシンクの違いは何?」と感じる方も多いと思いますが、ワンダーボックスはシンクシンク以外にも多彩なアプリやキットで学べるSTEAM教材となっています。
サイエンスやアート、プログラミングまで幅広く学べます。
アプリも豊富ですが、毎月トイ教材やワークブックも届くので、手を動かして課題をクリアしていきます。
つまり、ワンダーボックスでは、シンクシンクで学べる「思考力」のほか、「創造力」「プログラミング的思考」「問題解決力」などサポートしてくれる教材となっています。
筆者は実際にワンダーボックスを利用中ですが、トイ教材は保護者と一緒に取り組む教材なので、一緒になって楽しみながら学ぶことができます。
文部科学省は、STEAM教育等の各教科等横断的な学習を推進しており、早めにSTEAM教育を手軽に取り入れたい方はワンダーボックスを検討してみてはいかがでしょうか。
公式サイト:ワンダーボックス
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